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#狂気 の作品
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帰り道の坂道、曲がり角の黒い女、そして虹
12歳のあの日から、私はいつも同じ夢を何回も何回も繰り返し見ている。 学校からの帰り道、あの坂道の曲がり角に立っている黒い服の女。 女は奇妙なほど身体を前屈して、ゆらり、ゆらりと揺れている。 小学生時代、高校生時代、大学時代、社会人時代…… 女は何度も夢に現れ、そしてわたしの現実にも侵食してきた。 あの女は何? あの虹は一体? ……わたしは一歩ずつ、真実に近づいていく。 ※今回は18禁描写はありません。安心してお読みください。
西田三郎
2023/09/24
ホラー・スリラー
完結済み / 全10話
地獄・オン・ジ・エア
毎晩聞いているラジオ番組。 その日はリスナーが生電話で語る怪談特集だった。 あたしと同じ歳の女の子が、奇妙な話を語り始める。 「うちの家族がヘンなんです……」 やがて番組を聴いているあたしの家や、ほかのリスナー、スタジオも奇妙な空気になって……
西田三郎
2022/10/16
ホラー・スリラー
完結済み / 全10話
ホトトギス
信じていた恋人に裏切られた女がとった行動とは。 ホトトギスの花言葉は「永遠にあなたのもの」。 ☆彡グロテスクな描写があります。苦手な方はご遠慮ください。
青井想夢
2022/09/20
ホラー・スリラー
完結済み / 全15話
傷嗤い
世の中に絶望した主人公。 そんな主人公を天から見つめている神の語らい。 主人公が命を絶つ一瞬の物語です。
雑食紺太郎
2022/09/13
ヒューマンドラマ
完結済み / 全1話
かつての恋人
No Image
誰もが経験する可能性のあることを、少し誇張して書いてみました なるべくリアルによせて、その中に狂気が混じるように書いてみました もしこれに似たような経験をしたことがある人は誰かに相談してみるのがいいかもしれませんね
Key
2022/08/20
サスペンス・犯罪小説
完結済み / 全1話
ある一途な女の独白
No Image
叶わぬ恋を想い続けるのは決して不幸ではないと語る女の真意とは……
雨月
2022/04/21
ホラー・スリラー
完結済み / 全3話
灰空のリンドウ。彼女は爆撃される。巨大ゆえ。いや、その緑の美しい肌と青い花びらのせいで。
僕はもう彼女を失うわけにはいかない。彼女の黒髪は乱れ、肌は赤黒く変色し、唇も真っ青だ。焼けただれていく彼女。 「――爆破しました」と無常に告げる大型街頭テレビ。 僕は彼女を守れなかった。せめて、彼女の灰を受け止めよう。 人外(花の怪獣)との悲恋もの。 Day7からDay1まで時系列を遡る作品です。 逆に最終話Day1からDay7まで後ろから前に読むこともできます。二通りの読み方をお楽しみ下さい!
影津
2022/01/30
純文学
完結済み / 全8話
鬼は嗤う
連続不審死・通り魔事件やそれに関連する事件や事故が世間を騒がせている中、介護職員として働く芦川誠一は、休暇に鬼伝承で有名な地方の発掘体験に妻である涼子や長女の美花、そして長男の優一と家族全員で参加をして束の間の旅行を楽しんだ。 旅行後、利用者である湯浅絹代の変死、妻である涼子とのすれ違い、ベテランヘルパーの小西晴恵と新人ヘルパーの山下咲良の対立、さらにかつていじめ問題で関わりがあった、高松聡の母親による殺人事件などが立て続けに起こる。 また誠一にも夢や幻聴、幻覚といった症状があらわれはじめる。さらに後に続くように、涼子や母親の実里も変調をきたし、不審に思った誠一は原因が発掘体験で拾った白い石にあるのではないかと推測するのだが……。 この作品は他サイト(エブリスタ・アルファポリス・カクヨム)にも投稿しています。
高遠秋彦
2022/01/22
ホラー・スリラー
完結済み / 全18話
歪ーいびつー
No Image
【多感な年頃の少年少女達が巻き起こす、どんでん返し系イヤミス】 小学生の頃から仲の良かった、夢 優雨 朱莉 涼 奏多 楓の6人。 ーー小学5年の夏。林間学校で行った先で起こった“ある出来事”。それは、仲の良かった6人の関係を大きく変えてゆくこととなる、きっかけにすぎなかった。 高校進学を機に、抑えきれなくなった未熟な感情は徐々に暴走し始め、崩れてゆく人間関係。 目に映る景色は、果たして本当の真実なのかーー? 人と同じ景色を眺めていても、そこに映る景色が必ずしも同じだとは限らない。 それに気付いた時ーー真実は姿を表し、狂気の微笑みを浮かべる。 抑えきれなくなった感情の、行き着く先とはーー? 処女作です。
邪神 白猫
2020/10/30
ミステリー
完結済み / 全46話
トリガー
No Image
退屈な人生を淡々と過ごし、日頃の仕事には常に不満を募らせながら、典型的な病んでいる若年サラリーマンを演じる寺沢(てらさわ)信行(のぶゆき)。 彼はある程度ストレスが溜まると、『トリガー』と呼ばれる地下バーに足を運んでいた。目的はそこで行われている特殊なイベント。 それは、ロシアン・ルーレット。 トリガーでは個人個人が望むならば、お互いの同意のもと、ロシアン・ルーレットができる、という密事が成立していた。そのロシアン・ルーレットで寺沢は幾度も生死の境を潜り抜けてきた。だが、そんな命の駆け引きにも関わらず、毎度毎度のその動機は「ただ、何度なく……」というファジィなもの。寺沢にとっての「生」はリアルではなかった。自らに微かに残る「生」を、引き立たせるための手段が、ロシアン・ルーレットであった。 だが、そんなある日。 自分には全くないと考えていた「内面」が感情の機微に触れ、興奮に打ち震える事実を知った。 そして、その勢いのまま立ち寄ったトリガーで、学生時代にとある軽いトラウマを抱えていた寺沢の、その原因となったキーパーソンと再会する。
古橋 智
2020/10/18
サスペンス・犯罪小説
完結済み / 全9話
あの工事現場のクソには絶対あやまらせる
No Image
東京都のはじっこにある高級住宅街・ヒョヒョロ木。そこにあるきなこカタツムリ保全センターで最低賃金以下で働く加守サヤコは、あらゆるものに敗走しつづけていた。 マッチョに変身して暴漢をボコボコにしたり、上司や友人に「揚げまんじゅう」「もにゅ原どぶ子」などとあだ名をつけたり、職場にミサイルを撃ち込んだり、強盗をひとりで相手どったり。 そんな生活を送る彼女はある日、職場の駅の工事現場に掲げられた看板の絵に感情を『無』にされかけてしまった。人を小ばかにしたような笑みを浮かべ適当に頭を下げる、人生を舐めた男のイラストにサヤコは怒りをつのらせ、本気の『謝罪』をさせようと奮闘するが…… 狂った日常、生活、人間、飛び交う悪意や建前、謝罪。その中で、サヤコは工事現場のクソをあやまらせることができるのか。 妄想と現実が縦横無尽にかけまわる、切実だけど、どこまでも利己的で自分勝手。 妄想と現実が入り乱れ展開する、壮大な八つ当たりと『生』への讃歌。 カクヨムにも投稿しています。
大滝のぐれ
2020/06/26
純文学
連載中 / 全4話
退屈な午後
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人生が退屈なら歌えばいいと誰かが言っていたはずなんだけど、その誰かが誰なのか思い出せず、けれども教えてもらった歌だけは覚えていたので、おおブレネリ、あなたのおうちはどこ、わたしのおうちはスイッツァランドよ、きれいな湖水のほとりなのよ、ヤッホ、ホトゥラララ、ヤッホ、ホトゥラララ、ヤッホ、ホトゥラララ、ヤッホ、ホトゥラララ、と歌った後、僕は靴を履いた。
ささやか
2020/06/13
純文学
連載中 / 全5話
人を殺せば幸せになれる
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かつて殺人が悪であり罪であるとされた。 そんな現代からすれば眉を顰めるような価値観があったことを最早殆どの人が知らない。知っても一寸驚くだけだ。 だから私も人を殺す。そしてきっといつか殺される。 それは特段意味や価値のある出来事ではない。 人が殺される。ただそれだけのことだ。
ささやか
2020/06/03
純文学
完結済み / 全5話
匣匣匣匣~コウヒツハコクシゲ~
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主人公が雨宿りに訪れたミセは、見世物小屋。 店主の話によると「匣の蓋を開けて覗き見る」ことで、物語を見ることができる。 金髪碧眼の人形・メリーさんに、病棟に現れる紅い眼の女……。 さぁ、あなたも匣の中を覗いてみませんか? 結末に辿りつくと背筋が凍る、不気味な連作ホラー。
末千屋 コイメ
2020/04/13
ホラー・スリラー
連載中 / 全13話
コンビニまで数十分、死ぬこと無数
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昔、村崎百郎というライターが居た。当時、流行り始めていた鬼畜系ライターの先駆けの人で、色々とぶっ飛んでたことを書いてた人だ。 出身は北方領土のどこかの島で、職業は工員。自分はロシア革命のさいに皇女のアナルにぶち込んでやった農民の子孫だとか言って他人の家のゴミを漁ってその生活を想像するという趣味を持ち、いわゆる『毒電波』を受診してしまう人だったらしい。 実際は早稲田卒のインテリで、キャラ作りの一環でそう名乗ってたらしいのだが、最後は本当に電波受診してる人に『騙された』と思われて滅多刺しにされて殺された。 (ゴミ漁りと電波体質は本当だったらしいと後述のマンガで知った) なんで急にこの人のことを書くかというと、この『コンビニまで数十分死ぬこと無数』はこの人がかつて体験したことをモデルに書いたからだ。 とある文庫本で読んで当時、妙に記憶に残っていたんだけれども最近まですっかり忘れていたのだが、ふと思い出して書きたくなった。 さてどういうふうに書こうかと小説を組み立てながら、ニコニコ書籍を見ていたらこの人の奥さんであるマンガ家さんがこの人が殺された時のことをマンガにしてるのを偶然発見した。 まあ偶然といえばそれまでだし、いわゆるスピリチュアル的なものは信じない性質なんだけど、今回は運命的なものを感じてサクサクと数時間で作り上げることが出来た。 実際にこういう状態になったことは無いのだけど(幻聴は一度ある)想像しながら書いていると中々刺激的であり、小説をこれからも作っていく中で一つの勉強になった。
小説書き123456
2020/04/06
ホラー・スリラー
完結済み / 全1話
希死念慮がこぼれた夜に
No Image
鬱病の友人から聞いた話をモデルにしてあります。
小説書き123456
2020/04/01
ヒューマンドラマ
完結済み / 全1話