#現代ファンタジー の作品

超能力者〜点在〜
「超能力」をテーマにした短編集。舞台は現代のファンタジーです。 地味な「力」から始まりますが、そこからどんどんグレートアップして最後は誰もが一度は想像する、シンプルで恐ろしい「力」が登場します。 一作品あたりそこまで長くならない予定なので、読め始めたその日の内に読了できると思います。 第一話「音を鳴らす者」 授業中、いつものように早く帰りたいと思っていた三橋茂はふざけてチャイムが鳴るように念じるてみるとなんとそのタイミングで本当にチャイムが鳴ってしまった・・・思わぬ力に気づいてしまった者の葛藤が描かれる序章。 第二話「エネルギー吸収→解析→」 都会の喧騒とは無縁の地から大学進学を機に上京してきた古谷里英。その環境の変化からか、古谷は人混みの多い場所では度々、体調を崩してしまう。だが本当の理由は別のところにあった・・・。 「観測者」 安原駿輔は『超能力者』と自覚している中年男との出会いをきっかけに自分もそんな能力が備わっていると知る。それは誰が超能力者なのか見抜く力であった。その能力を使い安原の『超能力者』探しの任務が始まる。 「変身」 雨が降る都会の真ん中で化け物と遭遇した小野。その姿は『超能力』が関係していると読み、そして敵わないと震え慄く。この遭遇で小野は何やら大きな流れの変化と不安を抱き、安原に意見を求めると同時にある決心をする・・・。
夜更けの珈琲は未完書房で
人には視えない〈モヤ〉が見える大学生と謎の本屋に現れる幽霊。シリーズで書いた小説をまとめて連載していきます。 【短編】朝靄が晴れるころ 満月の深夜にだけ開く、行こうと思ってもたどり着けない謎の本屋「ミカショボウ」。ミカはそこで子どもの幽霊と出会った。 【短編】夜の間に間に 人には視えないモヤが見えるミカ。彼は大学で知り合ったルイの目にモヤがかかっているのを見つける。本屋の幽霊「無垢」は、ミカにルイを連れてくるよう言った。 【幕間】未完/平成24年4月15日 【幕間】追憶/11年前 【短編】朝の訪れ ミカと腐れ縁の播磨。二人の間には中学時代の忘れられない過去があった。大学で猫が殺されているのを見たミカの脳裏に、その過去がフラッシュバックする。 【幕間】未完/平成24年8月7日 【短編】番外編/柿安衣文の書きやすい文 未完書房の店主、柿安衣文。彼女が祖母から店を引き継いだ理由。 【中編】聖なる夜 播磨の恋人恩田さんはミカが淡い恋心を抱いた相手。ルイに惹かれているミカだが、播磨たちの痴話喧嘩に巻き込まれ、さらにバイト先の社員から持ちかけられた奇妙な相談が重なり、なんだか大変なクリスマス。猫耳天使誕生? 【長編】夜更けの珈琲は未完書房で2 (※こちらは別作品として公開予定) ミカには他の人に視えない〈モヤ〉が視える。黒いモヤが視えると悪いことが、白いモヤが視えると良いことがある。そんな彼は夜中に開く不思議な本屋『未完書房』の幽霊である無垢の姿も視ることができる。 二人の前に現れたのはオーラが視えるという金髪童顔の早瀬、そして彼のオーラカウンセリングを受けているという原だった。 オカルト好きの早瀬と原につきあわされて白洲公園へと向かったミカだったが、そこで原の娘であるクルミが行方不明になる。 その事件を機に白洲公園には大きな黒いモヤが出現して喧嘩や悪戯が頻発し、心霊スポットとしてネットでも噂になった。 早瀬はそれを無垢の仕業と考え、彼を成仏させなければならないとある画策をする。それは無垢の存在の源である『未完』を燃やすことだった。