中学３年生の初子は何でも願いが叶うと噂のパワースポット小浜神社で親友・美羽の病気を治したいと祈る。 そんな初子の前に『人間を知りたい』神様の使い、シリウスが現れる。シリウスは初子の真摯な願いを聞き、それを叶える条件を出しつつもこう問いかける。 「君の本当の願いはなに？」 少女が自身を見つめ、本当の願いにたどり着くまでの物語。 ※レーティング制限するほどでもないですがリストカット、ODを仄めかす描写を含みますので閲覧の際はご注意ください。 2/4 　終盤のエピソードの並び順を修正しました。 2/18　この小説を書くにあたって参考にした本ややったこと諸々についてnoteにまとめています。よろしければどうぞ。 https://note.com/onozomidouri/n/n8aaa712c3edc 5/26　おまけ短編を追加しました。

少女が放課後の屋上で神様に出会う話。

中学の同級生と偶然再会して、勢いのままお付き合いを始めたけれど、最近ほんとすれ違いばかり。 専門学校を卒業して社会人になった私 望月 葵 ﾓﾁﾂﾞｷ ｱｵｲ (21) 社会人になってすっかり学生気分の抜けた私と、まだまだ学生気分の彼。 久しぶりのデートでケンカして、真っ暗な山奥に置き去りにするとか、マジありえない。 路頭に迷う私に手を差しのべてくれたのは、綺麗な山の神様だった。 そして……。 なぜか神様と女子会をすることになりました。 どういうこと？！ ********** このお話は、他のサイトにも掲載しています **********

地球の終末時計が残り100秒になった。 人類は滅亡すべきか、存続すべきか、風変わりな会議がはじまる。 「そうして人類は永遠の眠りについた」 この作品は第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。 　https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon2 イラストはノーコピーライトガールさんです

彼女の大切なもの。一に神さま、二に神さまの子ども、僕は三番目になりたい。 安久深地は神さまの子どもを育てているという、メロマヨさま（メロンパンにはマヨネーズ教）信者の新路有に恋をして、彼女の花屋で働き始める。 ある時、有の過去を知る苗代の来訪により、信仰により幸福そうに見えた彼女が抱える希死念慮を知ってしまう。 神さまの子どもの幸則に「有に必要なものは神さま」だと言われるが、深地はそう思わなかった。 彼女を自分が変わることで変えたいと思った深地は、一世一代の告白を決意するーーー。 キャッチコピー【神さま（元カレ）の子どもを育てる彼女の三番目になりたい。】 PR メロマヨさま(メロンパンにはマヨネーズ教)を信じる元カレ信者の有と、彼女に恋した占いと恋愛中毒の深地が、メロマヨさまの子どもを演じる幸則を巻き込んで綴る、ラブコメ。

落ちこぼれ天使と、その天使のミスにより予定外にこの世を去ってしまった青年の話。 はたして彼はどうなってしまうのか? 他サイトでも公開しています。

　このお話は、大好きなお友達の朗読（配信）を聴きながら、彼女の声で聴きたいと思って書きました。いつもの私の作品とは違って、キラキラしたキレイなお話になったのは彼女のおかげです。

現代ファンタジー。 舞台は、東京新宿周辺。 謎部屋とは？　トリップとは？ 新島結弦は、社長の息子。そんな結弦が会社を辞めて家も追い出されてしまう。なぜ？ そんな結弦を心配する飯塚加奈。社長秘書を勤めていたが……。 そんなとき、みつけた不動産屋にあった『謎部屋、挑戦者求む』の貼り紙。 いったい、これはどういう意味なのだろう。 そして、結弦は思わぬ現実を知ることになる。

ーこれは神様である僕の気まぐれといろいろな都合によって明かされる、ほんの一部のお話ー 大切な人があなたの隣にいる。それは当たり前のことですか？ 神様と、大切な人を亡くした人間の物語。ある日突然、愛する人が隣からいなくなってしまった彼らの前に姿を現した神様は、伝えきれなかった想いを伝えようと提案する。果たして、想いは届くのか。 大切な想いを、大切な誰かに伝えたくなる。そんなきっかけになれるような物語にしたいと思っています。 ※この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。

恋愛、ファンタジー要素あるヒューマンドラマ。 白猫が横断歩道を渡っている？ それがはじまりだった。 ある悩みを持つ浩平は思わぬ場所にある不思議な本屋さんをみつける。 そこには犬が二匹、猫が一匹いる。そして、お婆さん。 実は、そこは……。 （他のサイトの作品を改稿したものです）

大学三年生の秋。平江康太は大学の講義や目前に迫った就職活動に憂鬱になっていた。 そんなとき、神様を名乗る女に会う。 彼女の目的は、康太に生きる気力を取り戻させることだと言う。 女は康太に親身に接し、そんな彼女の優しさに、康太は生きる気力を取り戻していく。 これは「依存する幸せ」を描いた物語である。

この世界に神様なんて居ないと思っている。 もし居たとしたら、今のおれに雷を打つだろう。 そればかりか、昔のおれを褒めてくれてもよかったはずだ。 ではこの有り様は、それ相応の罰だと言うのだろうか。

　ねえ。みんなは生まれ変わりって知ってる？ 　輪廻転生とか、リーンカーネーションとか、そういうやつ。 　なんと、私こと美咲は、クシナダ姫の生まれ変わりらしいです！ 　記憶はないんだけど、同じクラスにいるヤマタノオロチの生まれ変わりの人が言ってた！ 　そして、スサノオの生まれ変わりが転校してきた！ 　ＯＫ。 　意味が判らないよね。 　大丈夫。私も判ってない。 　どうにも、日本神話で語られているのは嘘らしいんだ。 　スサノオはヤマタノオロチを殺して、むりやりクシナダを奪ったんだってさ。 　なんか、神話が根底からひっくり返ってない？ 　 　現代に蘇ったスサノオとヤマタノオロチが、私を巡って争うって。 　なにその乙女ゲームみたいな展開は！