#魔法使い の作品

ダーリンは魔法使い
 非魔族が嫌いな天才魔法使いのアリステア・ブレナンは、魔法学校で同級生に怪我を負わせ停学処分になる。停学の罰としてアリステアは人間界に住む事になったが、宿泊先の仮大家で非魔族の佐藤伊織に空を飛んでいる所を見られてしまう。 『魔法を見られてはいけない』という魔族のルールを破ってしまったアリステアは盛大に困るが、魔法使いを全く恐れない、世話焼きの伊織に非魔族の生活を教えてもらう事になる。  魔法使いに偏見がない優しい伊織の人間性に触れ、非魔族嫌いのアリステアは伊織にどんどん惹かれていき自分の恋心を自覚した途端。とある事件が起こりアリステアは伊織を傷つけてしまう。そして魔法学校へ戻る事が決定する。伊織を傷つけたショックから、アリステアは学校へ行けなくなり寝込んでいた所、なんと伊織が魔法学校へとやって来て――――?  天才魔法使い(年下)と男前サラリーマン(年上)の年の差ファンタジーラブコメディ! ※本作はBL作品です。苦手な方はご注意をお願い致します。 ※本作は小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様、ノベルアップ+様でも掲載させていただいております。 ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
久遠の魔法使いの弟子
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「明日を生きることで精一杯だったひとりぼっちの少年が、親を得て、兄妹を得て、自分の将来に希望を見出す物語」 人外が差別される貧民街で盗みをして生計をたてていた主人公の少年ロボ。 その街に身分を隠して訪れていたエルフの大魔法使いアーロンに出会う。 突如家にやって来た国が管轄する治安維持部隊により、追われる身となったロボは、街の中を逃げまどい、怪我を負いながらもアーロンの手を借りて街を出る事でなんとか逃げ延びる。 怪我を負ったロボは他に行く当てもないので、仕方がなくアーロンの家に居候する事になった。 家にはロボと同じく元孤児の子供が4人おり、成り行きで彼等と共同生活をすることとなる。 魔法の才能があったロボは、アーロンの弟子となり、魔法の使い方も学んでいく。 家に来てすぐは誰も信用出来なかったロボだが、次第に心を開いていき、そこでの生活に馴染んでいく。 人よりも長い時を生きるエルフであるアーロンは、今まで何百年も今と同じように手の届く範囲の孤児を引き取り、育てていたらしく、アーロンの元を離れ暮らしている子供たちは沢山いる。 時折手土産を持って家を訪れるアーロンの子供たちは、今現在の自分の生活を楽しそうに語り、アーロンへの感謝の念を述べて帰っていった。 明日を生きるので精一杯の日常を送っていたロボは、自分の未来なんて考える余裕がなかったのだが、自分と似たような境遇だった子供たちが、いきいきとした表情をしているのを見て、自身の将来の事を考え始めた。 他の子供たちとも次第に打ち解けてきて、軽口を叩き合えるまでなり、将来のなりたいものをぼんやりとだが考えて初めていた時、 アーロンが忽然と姿を消した。