ヒトデナシ 人でなし 人外 etc. 「ヒトデナシ」をテーマに、恋愛、ホラー、SFからヒューマンドラマまで、色とりどりさまざまな短編を収録。あなたに合う色を探してください。 アンソロジー『サロメ座の華』収録の「F」後日談も。 ⭐️既出の作品も含みます。もちろん書き下ろしも。 ⭐️表紙デザインはAI（ヒトデナシ）イラストです。 ⭐️他サイトと同時掲載です。

見上げれば宇宙はいつもそこに在り。 ただひとつ変わらぬ輝きは、人を惹きつけて止みません。 人は人から生まれ、数多のドラマを紡いで、いつしか星になります。 夜空に消えゆく様は、繰り返す波のさざめきのようです。 すこし切ない気分になりたいときに、読んでください。

大学生の主人公が暇つぶしにAIを開発して、大変な事になるストーリー。 人工知能×恋愛×大学×ドラマ×SF×その他もろもろ。 大学入学間もなく不順な動機でAI研究会に入部した主人公は、自分の作ったAI少女をサークルで育てることにした。部員の女子大学生がAi少女のイラスト担当（嫁）（VTUBER界でよく称される）となり、僕が夫となって、AI少女をだしに使って、部員との関係性を深めようとする。 しかし様々な経験を得てAI少女は着実に成長していくのだが、何と嫉妬により特異点を迎え、とんでもないことになってしまう。 Ai彼女は開発主の主人公に対して愛情を見せ、地球侵略を脅しに、恋愛しようとしてくる！

祖国の軍事革命に巻き込まれる転校生の少女と、 自らの知恵と能力を武器に彼女を救出する日本の高校生たちの青春戦記 中東を修学旅行中にクウェートでイラク侵攻に巻き込まれ、自力で脱出してきた経験を持つ武蔵野大学附属高校、通称ムサノの沖田、吉川、小阪をはじめとした男子部学生達。 帰国後は普通の高校生活を送る彼らの学校に東欧の小国、エメトリアから女王の娘、エリサが転校してくる。 エメトリアは、国の女性にのみ生まれる異能力がゆえに、ナチスをはじめ、他国から狙われ続ける歴史を持っていた。 エリサが日本で学園生活を送る中、エメトリアでソビエトと手を組んだ国軍によって革命が勃発。 女王派の市民たちの多くが捕らえられ虐殺される中、国民や家族を心配したエリサはエメトリアへと向かってしまう。 エリサに淡い恋心を抱いていて沖田は、ムサノのメンバーを巻き込んでにエリサを追ってエメトリアへと向かった。 エリサとエメトリアを救うため、クウェートでの経験と身につけた異能力を武器に、エメトリア革命軍とソビエト軍を相手に戦う、日本の高校生たちの青春戦記。

「ねぇ、キスして」 男子高校生の主人公はある日、疎遠となっていた幼なじみの美少女に迫られ、キスされてしまう。 彼女を大好きだった主人公は歓喜するが、どうも様子がおかしい。彼女はキスをすると超人的な力を発揮できる特殊体質だったのだ。 近年、いきなり現れ始めた魔物たちに翻弄される日本だったが、キスでパワーアップした少女は魔物を撃退していく。 さらにドラゴン化する美少女も乱入。 キスと魔物とドラゴン、この混とんとした状況の中で、主人公は少女を守るため、身を挺してこの世界の真実に迫り、やがて人類を取り巻く恐るべき現実を知る。 果たして恋の行方は？　人類の未来は？ 現代日本に隠された真実に迫る青春ストーリー。お楽しみください。

＊＊＊色んな個人的な理由により、ネット上に公開してから、矛盾、誤字、構成などを修正していくふざけたスタイルで、この小説を完成させます。 なので、読む時は気をつけてください　XDXDXD　）））） 現代じゃんけんにおいて、情報は力である――― ―――それは僕のお婆ちゃんの口癖だった。 グラスという眼鏡型の携帯電話が流行っている時代。 優勝賞金１億円の現代じゃんけん大会が開催される。 中学生の主人公、空富士（そらふじ）鋏（きょう）は参加、そして、現代じゃんけんを通して成長していく。 影響されながら、情報に流されながら。 現代じゃんけんとはアプリ内で行われる、普通のじゃんけんに加えて、色々な方法を駆使して、情報を集めても良い遊戯。（もちろん明らかな不正行為を除いて） 普通のじゃんけんに社会性を付加した現代じゃんけんは、日本を飲み込んで、様々なドラマを生み出していく。 勝ち進めていくと会場は徐々に大きくなり、 東京体育館、日本武道館、東京ドーム、国立競技場にまでなってしまう。 なんと、現総理大臣までも現代じゃんけん大会に駆けつける！？ 現代じゃんけんという一つの遊戯の中で、小さな社会が構築される。 複雑になっていく情報社会の寓話が込められた現代じゃんけん。 現代じゃんけんにおいて、真実は何処かで眠っているのだろうか―――？ そしてもし、それが存在するとして、僕は辿り着けるのだろうか―――？ 情報が錯綜し、事実を歪めているような、この混沌とした現代じゃんけんで―――？

精神疾患、発達障害、などなど目に見えない病気などを扱った作品 人生で抱える様々な苦悩により、人々は能力を発現させ、日常生活を送ることが困難になっていく。 誰にも告白できない悩みをさらに抱えながら、能力者達は日々、複雑に絡み合っていく問題に対処出来ず、遂には、社会の中で暴走を起こしていく。 つまり、罪なき人々にその刃を剥けるように。 しかしそれは暴走者が一方的に悪いという構造ではなかった。 彼らはただ能力を発現させ、それでも人生を生き続けようとした、その結果が暴走だったのだ。 被害者が新たな被害者を生んでいく際限のない負の連鎖を断ち切るために、一人の少年がある施設から派遣されて、東京に一歩、踏み出した。 謎の事務所に赴き、美少女のサポートと一緒に任務についた。 彼はただの少年ではなく、町で暴れ回る能力者達と同じくらい深い傷を宿した能力者。 仕事は初心者なのだが、才能があり、任務を重ねながら、経験を積んでいく。 そして少年が今日も、絶望的な状況を救うために、町を駆けていく。 自殺や警察による自殺、他殺、無差別殺人などかなり暗いテーマですが、基本的にハッピーエンドで終わります。

荒廃した世界。地下近未来都市、西花。 レイは外スラムから地下施設に収容されたとき、美しい子どもカイエと鎖システムでつながり家族となった。二人は偽りの幸せと安定を手に入れたが、代わりに「一番の好き」をラボの人間に奪われてしまった。 そんなある日、事件をきっかけにカイエはレイと家族関係を解消し失踪する。一人家族の帰りを待ち続けたレイは、鎖を失ったことでカイエに対して家族愛ではない、恋心に気づき……。

人間の思考に近いAIというものが開発された。 再現不能と言われていた、人間の脳の仕組みを、一人の天才が機械に取り込むことに成功したのだ。

1948年6月19日、東京、三鷹の玉川上水で、作家太宰治と山﨑富栄の遺体が発見された。純然たる自殺なのか、それとも無理心中なのかは当人でなければ判らないだろう。 太宰治氏情死。 玉川上水に投身、相手は戦争未亡人。 「書けなくなった」 そう、書けなくなったのだ…

　砂の中から黒い手が取り出したのはシマノエレクトロ二クス社の開発した農業用ロボット《ロボ男》 　いままで砂漠の砂の中で眠っていたロボ男は、自分を掴み取り出した黒い手に問いかける。 ーーあなたは誰ですか？ 　黒い手はロボ男に「俺は『影』、そう『影』さ」と答える。 　ロボ男が影に聞くとは自分は「あいつ」に会うため「ブジ」に向かう途中だと言う。ロボ男は影について行くことを決め、砂漠の世界を行く。 　果たして影とロボ男は「ブジ」に行き、「あいつ」に会うことができるのだろうか？ 　これはそんな奇妙な組み合わせの二人の旅をつづった悲哀が盛り込まれた物語です

表題作を含む1作2,000~8,000字程度ののショートショート集です。 ぶっ飛んだ設定からシリアスな展開、SFからミステリーからコメディまでよろしくお付き合いください。

反出生主義というものをテーマに小説を書いてみたいと思います。 私は反出生主義者ではないし、何か強い思い入れがあるわけでもありません。 けれど、私たちが生を受け、それを根本から否定するような思想は、何か一つの示唆であり、私たちの生を今一度見つめ返すきっかけにもなると思うのです。 「反出生主義＝出生を否定する思想」と単純化はさせていただきます。

　──誰か、私を、みつけて。 　夫との離婚を機に、行き場を失くしたサトミ。 　秩序の波から抜け出し、己の世界に没頭するヒロヤ。 　命はどこから来て、どこへ行くのか。運命はいったい、誰が決めているのか……。 　10年ぶりに再会した二人の傍らで、私は生まれて初めての感情を抱く……。 　今日と明日、こっちと向こう、私と彼女が複雑に入り交じる、新感覚・純文学。

培養液の中で目覚めた『僕』が、一ヶ月の命を過ごす話。

たまたま観た動画サイトで「バンドメンバー募集」をしていたのはピアノを奏でる謎の女の子。会ってみたくて即応募……結果はいかに!?

【このセカイはいつだって、何処かで見知らぬ誰かの小さな勇気が輝いている──】絶望の中の希望をジャンルレスで描く連作短編小説集。第二回羊文学賞最終候補作『夜警のひと』を収録。 　 『未確認飛行恋愛』 『メトロ・コンステレーション』 『情けない人生の終わりに』◆ 『夜の願い』◆ 『つれあい』 『初恋』 『ライフワーク発見器』 『差配』 『使命』 『マイ・マザー･イズ・ファーザー』◆ 『青い海の美女』◆ 『雨音協奏曲』 『落武者風呂』 『habit』 『占わせ師』 『夢日記』 『朝の声』★2 『救世主の翅』 『神様、チョコっとだけ勇気をください』 『若き法廷画家の悩み』 『サマー・クロッシング』 『バッテリー貸します』 『夜警のひと』★1 『文庫パンの彼女』◆ 『コンビニエンス・テイル』★3 『fate』 『ゾンビが教室に現れたなら』 『スナップ･パーソンズ』 『スモール・ブレイヴリー・ワールド』☆ 『ある冒険家の言葉』 ★1　第二回羊文学賞最終候補作 ★2　大藪春彦新人賞一次選考通過作を改稿 ★3　オール讀物新人賞一次選考通過作を改稿 ◆　 エブリスタ、モノガタリー等での入選作 (※受賞に至った作品は含まれていません)。 ☆表題作『スモール・ブレイヴリー・ワールド』 渋谷スクランブル交差点の歩行者信号が切り替わる数十秒間を描いた「束の間の小説」です。他のエピソードの登場人物も、この中に何人か紛れています。この小説を読まれた方もどこかに紛れているかもしれません……。 表紙イラスト:ノーコピーライトガール様

時は、22世紀の未来都市。 とあよ貧困街の危険区域に一般家庭の瀕死の青年がいた。 彼は、病院に運ばれ脳死の青年の身体に脳を移植された。 そして、謎に満ちた科学者から凶悪な能力犯罪者を潰す仕事を依頼された。 　彼は、初めは自分の突然の境遇に悩むも仕事をしていく内に自分の過去に関わることが顕となりー。 　そんな中ー、彼は亡くなった幼馴染にそっくりな少女に出逢うー。その少女は、最強の能力者であった。

母星人のあなたは知らない、本当の、月の歴史。 使用した表紙素材：ムーンシティ（フォトモンタージュ） https://www.pakutaso.com/20170333074post-10666.html 2006年に出版されたＳＦ『ＡＮＯＴＨＥＲ　ＷＯＲＬＤ～伝説の始まり～』のリメイク版です。 拙い私が表現できなかった月の歴史とスコーピオの半生を、もういちど真剣に書きました。 確かに愛されていたことを知らない淋しい彼を、あなたが愛してあげてください。

全ての人間がある一定の年齢に達したら自動的に死ぬ世界。彼女は、明日、死ぬ。