空の写真ばかり投稿する謎のSNSアカウントに恋をした、女子高生の話。

婚約者を亡くしてから、３年。 憧子は淋しさを紛らわせる相手を漁るため、行きつけのクラブに赴き。 そこで響という男から、永遠の片思いをする同士として身代わりの恋人関係を持ちかけられる。 立ち直って欲しいという周りからのプレッシャーから逃げたかった憧子は、響の家にかくまってもらう事を条件に、その関係を承諾し。 次第に愛情が芽生え始めた２人だったが…… 表紙は、とわつぎ様のフリーイラストをお借りしています！

牧野ひよりは、21歳。 周囲の大きな期待にも応えられず、半ば失意と喪失感を感じながら、あてもなく鬱々とした日々を送っていた。 そんな、ひよりは、インスタグラムの世界に、居場所を見つけ、SNSの世界にはまって行く。 しかし、「キラキラ女子」として、写真をインスタにアップするために生きている彼女は、日常と、かけ離れた生活を送るようになっていく。 彼女の中にある、尽きることのない 「承認要求」。 それは、ひよりのどこから出てくるものなのか？ 何が原因なのか？ ひよりの幼少期からたどり、成長過程の中から、彼女の心の変化を追及する。 また、ひよりを取り囲む、家族、友人たちとのさまざまな人生模様が、彼女にどう影響しているのか？ 「インスタグラム」という虚構の世界を通して、ひとりの女性の、 「喜怒哀楽」や「闇と光」を描く。

　――おはよう。 　ＳＮＳで知り合ったトキオとメッセージのやり取りをする日々が続いていた。トキオの挨拶や言葉は、高校生活に躓いてしまった私の背中を押してくれる。 　顔も声も知らないトキオからの言葉で今日も頑張れる、なんて思うのはおかしいのだろうか。 　四角い画面上で行われていたやり取りは、ある出来事で形を変える事となった。 「明日からも、おはようって言っていい？」 （全２ページ） （初出：2021.1.28）

未知のウイルスによって日常が変わってしまった現代日本。当時大学2年生の櫻井杏奈は両親からの命令によって1度も家から出ずに過ごしている。全く外に出ない彼女は部屋という世界だけで生きていく。そんな彼女の大学2年生の始まりから卒業式に出席するために外に出るまでの3年間の日常を描く。

　１話完結の物語です。サクッと読めて、仕事に疲れた時や、寝る前に読むと癒されるように仕上げたつもりです。 　 　お付き合いのほど宜しくお願い致します。

舞台は近未来。高校生の美咲はSNSにどっぷり浸かった日常を過ごしている。SNSで繋がっていないヒトタチは存在しないも同然の彼女のクローズド・ワールド。だが、ある日、そこから一歩踏み出す機会が彼女に訪れる。 ※ちょっとだけグロい表現あります

眠れないことは、罪ですか？ 都内で働く27歳のニコ（西村奈央子）は、長らく不眠症に悩まされていた。同じように睡眠障害で苦しむ人たちとSNSを通じてやりとりすることで、どうにか日々を送っている。 そんなある日、ルームシェアをしていた友人の結婚が決まった。久しぶりの独り暮らし、眠れない夜、体調不良――夜の恐怖に圧し潰されそうになったそのとき、ニコに手を差し伸べてくれたのは……。 夜を恐れることなく眠り、静かな気持ちで朝を迎えたい。そんなささやかな幸せを願うことは、間違ってますか？ 2021.10.7.　試し読みの分量を増やしました。 ◆電子書籍化を受けて、第３章最終話までの公開となっております（全体の2/3） ⬇️こちらから購入できます 「ステキストア様」 https://sutekistore.theshop.jp/items/34584708 「紀伊国屋書店様」 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0914553 「楽天Kobo様」 https://books.rakuten.co.jp/rk/e31d9f6943ac38d8bbdda75d13d537d4/ （一部抜粋）

―人間の価値って、何で決まるんだっけ？― 真希(まき)には親友がいる。有美(ゆみ)という、幼なじみ。 ある日、彼女のふとしたひと言から、真希は有美の本音を察してしまう。 知りもしないひとたちからの評価で決まる世界って、何か変。 そう思った真希が取った行動は――。

【全国書店で大好評発売中！】 『僕らは風に吹かれて』特設ページ： https://sutekibooks.com/special/bokurawa/ 『僕らは風に吹かれて』は、全国の書店およびAmazonでもご購入いただけます。 Amazonでのご購入は下記のURLより。 https://amzn.to/3xyv4vL 〜 あらすじ 〜 ファッション系インスタグラマーであり、古着屋でバイトをしている湊は、ある日、人気上昇中のバンド『ノベルコード』のボーカル・蓮に誘われ、『ノベルコード』のメンバーになる。 湊たちは時代の流れに乗り、大躍進を遂げ、『ノベルコード』と共に大きく変化していく。それはまるで夢の世界にいるみたいに実感がなくて――。 これから僕は、どこへ行くのだろう？　 人や世界が変わっても、僕らの想いは届く。 人気ロックバンド・WEAVERのドラマーであり小説家の河邉徹がおくる、今を生きる人への応援歌。

どこかにきっといる、不安な夜を感じるあなたと共に。

――私の居場所は、どこにもない。 私の生きてる意味なんてどこにも無いけど、死ぬ勇気もないから、SNSで気持ちを吐き出すことしかできない。 こんな私だから、美人でどこでも居場所がある、クラスの徳川さんは、住む世界が違う他人だと思ってた。 死にたい私が経験した特別な一年が、始まる。 毎週火・木・土更新。

――世界よ、僕みたいになれ。SNSでそう呟いてからちょうど一年が経ったとき、はじめてコメントがついた。 不登校の「僕」はSNSで初めての友達に出会い、やりとりをしていくうちに自分の心を開いていく。しかし、しばらく続いた交流も、ある時途絶えてしまい......。 ウィズコロナ時代のボーイミーツガール（？）。ほぼ一万字です。

SNSで顔と本名が晒された。それを見たかつてのストーカーが‘私‘に襲いかかる。

　――時空を超えて100年後の人と恋をするアプリがあったら。 　大学二年の夏休み、宮前幸子は、「タイムトラベラ会える」というアプリを見つける。そのアプリでは、未来を生きる人間を呼び出すと、携帯画面から七色の光が放たれ、等身大のその人を映し出し会うことができた。幸子はそのアプリで、ニキータという百年後のロシア人と知り合う。最初は自分の寂しさを紛らわせられればそれで良いと思っていた。 　しかし……そのアプリを発端とした事件がたびたび起こるようになり、「タイムトラベラ会える」のアプリはある時期を境に、廃止する運びになってしまう。 　廃止を食い止めたいと奮闘する幸子。 　彼女の未来に待っているものとは？　彼女の時空を超えた恋愛はどうなるのか？ 　そのラストに、胸がじんわりとすること間違いなし。

　ある日突然、当たり前だった日々が奪われた。 　生きる意味すらも失い、途方に暮れた毎日を過ごしていたりゅう。 　そんな日々にも終止符を打とうと決意し、スマートフォンの電源を入れた時、りゅうの想いを見透かしたように一本の電話が鳴る。　 　未曾有の危機に直面した世界情勢に呑まれ、自分を見失っていた青年は何を見つけ、人生という長い道のりに希望を見出すことが出来たのか。 　今でこそ一部を除き光が見えてきた様子のないCOVID-19。 　この作品はCOVID-19が流行し始めて沢山の当たり前が奪われ、先行きの見えない真っ暗なトンネルの中にいた頃に書いた短編となっています。 　この物語が当たり前を奪れ、苦しんだ人達や今もなお苦しむ人達の心を少しでも救ってくれることを祈っています🤲

一枚のセルフィー。その向こうにある物語。