朧狼：日本の妖怪。一般に「おぼろう」と呼称するが、正しい読みは「おぼろおおかみ」。新月の夜にのみ実体化する。煙が狼の形をとったような姿で、幻を見せるとも神隠しをするとも言われている。

きっと一世代前の物語。

生命の輝きは、腐臭漂う死屍累々の上にのみ成り立つ存在である。他の生命の輝きを奪って出来ていると言い換えてもいい。故に、忘れてはならないのだ。生きることは食べること、食べることは殺すことであることを。我々は何かを殺し続けることでしか生きられないということを。 ※本作品はグロテスク・過激な表現がございます。

人間は物事を永遠に覚えてはいられない。 忘れるということは非常に重要なことであり、その機能があるからこそ日々の生活を問題なく送れている。 では、忘れた記憶は何処にいくのか。 ※この物語には、少し過激な描写がございます。ご了承ください。

「どんな作品であろうと『駄作』だと言ってはならないのです。その表現は過去の創造主がその作品に費やした時間を、何よりも、その作品に対する侮辱であるからです。その駄作があるからこそ、現在の創造主があるというのに。」 『スケッチブックNo.３』思考時計人形の言葉より引用。 ※解説は当サイトではお付けしていません。