夜はお化けが運動会する墓場も、昼は子供の遊び場だった。 　久しぶりに生まれ故郷を訪れた僕は、昔よく一緒に遊んだ墓地で、初恋相手と再会。さらに、別の友達にも声をかけられて……。驚くべき話を聞かされる。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　D坂ではなくD山、そして殺人事件ではなく遭難事件。 　それが、私の巻き込まれた事件だった。 （「カクヨム」「エブリスタ」「小説家になろう」でも掲載しています）

　これまで動物実験という名目でやってきた行為に対する報いなのだろうか？ 　誰もいない深夜の小部屋。マウスを扱っていた一人の研究者が、恐ろしい目に遭った。 　事件は解決したかに思えたが、彼が職場から去った後。研究を引き継いだ後任の研究者もまた、同じ実験室で呪われるのだった。 （「カクヨム」「エブリスタ」「小説家になろう」でも掲載しています）

　奇術師の邸宅から高価な宝石を盗み出す。大怪盗からの予告状には、そう記されていた。盗難阻止及び怪盗捕縛のため、名探偵が事件に乗り出したのだが……。 　奇術師 vs 大怪盗 vs 名探偵。 　この物語において「最後はかならず私が勝つ」と言える状況になるための勝利条件は、かなり厳しいものかもしれない。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　男の魂は過去へ跳ばされて、別の人間の肉体に入り込んでしまったという。肉体の持ち主は、『ころしや探偵』と呼ばれる素人探偵の弟だった。昔の世界で探偵助手として生きることになった彼は……。 　そんな主人公が遭遇した最初の事件。未来を語る主人公を通して、過去の時代へのノスタルジーも記されながら、物語は描かれていく。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　旅に出た二人が偶然辿り着いた旅館は、明治時代に一家惨殺事件の舞台となった忌まわしい洋館であり、今では『邪神城』と呼ばれていた。しかも、惨殺事件の犯人とされる女の姿が、いまだに亡霊のように目撃される有様で……。「妖魔が現れる度に、ひとつ、またひとつ。邪神城に不幸が訪れる」という言い伝え通りに、今、新たな悲劇の幕が上がる！ （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　合唱を趣味とする主人公は「上手くなりたい、上手い合唱団で歌いたい」という向上心の結果、セミプロの合唱団で歌うようになっていた。しかしそれは、高い技術水準の中で歌える喜びと共に、頑張り続けることに疲れたり、自分の限界を感じたりする日々でもあった。 　仕事の都合で渡米が決まった時も「もうその合唱団で歌えない」と残念に感じるだけでなく「もう努力し続ける必要はない」という開放感を抱いてしまう。 　渡米後は、合唱に関して完全燃焼したつもりで「もう二度と歌うことはない」と思っていた主人公。ところが、アメリカで知り合った友人から現地の市民合唱団に誘われて、その決意が揺らいで……。 　プロレベルの合唱団で自分に出来うる最高の音楽を求めるのではなく、アマチュアの市民合唱団で音楽をゆるやかに楽しむ。再び歌い始めた主人公は、アマチュアなりの楽しみ方を思い出したり、また「同じアマチュアでもアメリカの市民合唱団は日本の市民合唱団とは違う」とカルチャーギャップを感じたりするのだった。 　そして、アマチュアとして歌う中での、一つの到達点が……。 （「カクヨム」「小説家になろう」でも掲載しています）

　東が西武で西が東武という不思議な池袋。そこで私は不思議なレンタルショップに入った。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　城のような屋敷で暮らす独身貴族のところに、ある日、一人の女性がやってきた。記憶喪失で自分が誰だかわからず、屋敷の前で倒れていたという。 　彼の屋敷で暮らすことになった彼女。やがて、二人の間に愛が芽生えたのだが……。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　これは、今より少しだけ未来の物語……。 　久しぶりに京都を訪れた私は、円山公園の桜を見に行った。あれから色々あったが、ここの桜は、昔のままの美しさだ。まるで時が止まったみたいに。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　外国で一人暮らしを始めた頃、ともだちができた。たぶん俺の片思いだけど。 （「カクヨム」「小説家になろう」でも掲載しています）

　クリスマスの夜、一人職場に残り、働いていた主人公。そこに、別の部署の女性が訪れる。 「これ、キミにクリスマスプレゼント！ というのは冗談で、本当は……」 （「カクヨム」「小説家になろう」でも掲載しています）

　恋人の玲子が言い出した、本物のお化け屋敷。幽霊が出るという、廃ホテルへ。ある夜、二人で出かけたのだが……。 （「カクヨム」「小説家になろう」「ノベリズム」でも掲載しています）

　ある日、不思議な夢を見た。翌日、会社の同僚に対して話したら「それは都市伝説『猿夢』だ」と言われたのだが……。そこから、一つの恐怖が始まった。 （「カクヨム」「小説家になろう」「ノベリズム」でも掲載しています）

　その犬と少女の出会いは、偶然だったのか、運命だったのか。 　校庭に迷い込んだ、茶色の芝犬。それと目が合った日の帰り道、彼女は……。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　クリスマスの夜、恋人たちは、恐ろしい事件に巻き込まれる。 　発端となったのは、黒いブッシュ・ド・ノエル。二人で食べたクリスマスケーキは、ビターテイストの高級チョコレートを材料にしており、美味しかったのだが……。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　四月一日。遅刻の言い訳として、ちょっとした嘘を口にした主人公。エイプリルフールの冗談のつもりだった。ところが、彼が帰宅すると‥‥‥。 　四月一日に人生が大きく変わった、一人の学生の物語。前編・中編・後編の三話構成。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　冬の日の夕方。あたたかそうな外套を着て、手袋をしていた彼女。白いダッフルコートに包まれた姿は、まるで雪の妖精のようで……。そんな彼女に、俺は淡い恋心を抱いていた。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」で掲載している作品を加筆修正したものです）

　僕のヒロイン in ハロウィン。 　アメリカで経験するハロウィンは、まさにハッピー・ハロウィンだった。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　大学で知り合った玲斗は、恋人ではないが、特別に親しい友人だ。千代子は彼に、バレンタインのチョコレートをプレゼントしたいのだが、はたして受け取ってもらえるだろうか。 （元々は「あるあるジャパンコラボ！コンテスト」応募のため書いた作品です） （ステキブンゲイ初出ですが、現在は「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　大学の友人に誘われて、海水浴に出かけた私。 　まさか、あんなことになるなんて……。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」で掲載している作品を加筆修正したものです）

　傘立てに差しておいたビニール傘。それを取ろうとした時、一つの物語が始まった。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」で掲載している作品を加筆修正したものです）

「どうしてこうなった！」 　校舎裏のゴミ捨て場で交錯する、三人の高校生の物語。些細な出来事がきっかけとなって、若者の恋は始まる。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」で掲載している作品を加筆修正したものです）

　部屋の窓から見えたのは、水着姿の人妻だった。愛用のデジカメで、私は、その写真を撮ってしまった。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　負けられない戦い。最後の一戦。そう思って臨んだ結果が、これだった。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　これって恋心なのだろうか。いや違うと思う。 　自問自答する男の、女友達に対する想い。 　大学時代の友人関係は、卒業と共に、少しずつ変わっていく。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　同じゼミの男の子は「お金がない」を口癖にしている。ある日、私は、その理由を知ることになり……。 　そして、物語が動き出す。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　大学に入って、初めてのコンパ。隣に座った女の子に、僕は恋をした。仲良くなって、告白して、断られた。 　でも、失恋は、恋の終わりではなかった。それからの日々の中で、僕は彼女を本当に好きになったのだから。 　切なさで胸がキュンとする、大学生の男の子の物語（7,996文字）。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　5,000文字未満の、ごく短い作品ばかりです。連作短編ではなく、それぞれ独立した物語を集めました。 （重複投稿しているサイトもそれぞれ異なるので、サイト名は各ページに記載しています）

　ふと気づいたら、別人になっていた男。魂だけが過去へ跳ばされたらしい。そこは昭和の日本の、辺鄙な田舎村だった。しかも、村では連続殺人事件が起きていた……。 　山に囲まれて外界との行き来は不便という、閉ざされた環境で起こる、不可能犯罪。その登場人物になってしまった男が、肉体の元々の主による記録を読んで、事件の謎に挑戦する。蘇った記憶と共に明らかになる真実は……。 （「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」で掲載している作品を基にして、書き直したものです）